世界遺産鉄道セメリンクの旅


8月11日

鉄道自体が世界遺産になっているのは世界中で二箇所だけ、そのうち一箇所はインドのダージリンの
ヒマラヤ鉄道、父さん、母さんが昔行った時、たまたまストライキ中で乗れなかったんだって・・・。
そしてもう一箇所がオーストリアのセメリンク鉄道。今朝もよく晴れていたのでウィーン南駅から電車に
乗ったよ。鉄道好きの母さん、乗る前からずいぶんうきうきしていた。
乗っている間は車窓からきれいな景色を眺めるだけでどうしてこの鉄道が世界遺産なのかよくわからなかった
けど、途中下車して歩いているとき、遠くの山間を走りぬけていく電車をみかけたの。雄大な大自然の中を
行く電車はまるで絵に描いたように美しかったよ。1844年にウィーンとグログニツの間に
始めてこの鉄道ができたんだって。今ではもっと遠くまで電車は行っているらしいけど、風子たちはグログニツで
降りて線路沿いに歩いたの。それから森に入って山を登って鉄橋をくぐってイッヒベルクという無人の駅で
電車に飛び乗ってウィーンに戻ってきたの。

グログニツ駅の前にある小さなカフェでランチしたけど、脇を流れる小川の水の透き通っていてきれいだったこと、
今でも忘れられないよ。サービスされたお水はお金で買うミネラルウオーターよりおいしかったって、母さん言っていた。


今日はウイーンから南方向に伸びる世界遺産の鉄道を
経験しました。一時間半乗ってグログニツで途中下車した
けど、2階建ての電車は座席もゆったりしていて快適でした。
着いた駅前のカフェ。きれいな小川に見とれています。
道すがら児童公園のブランコに父さんと一緒に
乗って見ました。ゆらゆらとご機嫌です。
うっそうとした草原を見つけて風子は大喜び。
こんなにうれしそうに走り廻りました。
田舎道をのんびりと歩いていきます。

風子、しっかり付いてくるんだよ。
うん、わかってるよ。

結局、山間の駅4つ分も歩き、坂も多かったので
帰りの電車の中では 風ちゃん、ぐうぐう・・・。

ホテルに戻り、一休みした後で近くの市民公園に
お出かけ、プードルちゃんとお話しました。


夜はサロンオーケストラによるヨハン・シュトラウス
コンサートに父さんと母さんはお出かけしました。
風子はホテルでお留守番。
優雅なワルツやオペレッタを満喫した父さんと
母さんがホテルに戻ると風子はすやすや眠って
いました。


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