ノヴィー・スヴェト通り

ロレッタ教会の周辺には生活感のある家々が佇む美しい小路がいくつかあるが、
ノヴィー・スヴェト(新世界)通りもその一つである。
チェルニーン宮殿(現在は外務省となっている)に沿うように北へと進むと城壁のような
古い壁に突き当たる。そこがノヴィー・スヴェト通りだ。
いかにも写真家や画家が好みそうな趣きのある通りである。
東へと歩いていくとしだいに番地が若くなっていくが、ハヴェル元大統領に気に入られていたことで
知られるレストラン、ウ・ズラテー・フルシュキー(金の梨にて)が3番地にある。ゴシック様式の建物である。
窓からカレル橋やお城が見えるわけではないが、聖域にふさわしい格式とホスピタリティーを
感じさせてくれるよいレストランだ。
この先を右に折れ、ウ・カサーレン通りへ数歩入ったところに 聖ヤン・ネポムツキー教会がある。
18世紀初頭のバロック式建築だそうである。




小雪が舞う中、ロレッタ広場でお散歩するワンコ。
広場の西側にチェルニーン宮殿があります。


チェルニーンスカー通りを歩いていくとヴェランダから
外を眺めているワンコの姿が・・・。


 ノヴィー・スヴェト通りです。



古い家並みが続きます。


黄色いゴシック様式の建物がレストラン
「ウ・ズラテー・フルシュキー」です。


レストランの手前にあるのは16世紀末期に
ルドルフ2世の宮廷に仕えた天文学者のティコ・
プラーエが住んでいた家です。

ネポムツキー教会です。聖ネポムツキーは
ボヘミアを代表する聖人で複数の教会に
礼拝堂がありますが、フス派勢力に対抗
するために国に利用されたとの説もあるようです。
カレル橋のネポムツキー像は橋で唯一のブロンズ
像です。ネポムツキーは1380年に司教となり、
1393年に殉死し、1729年に聖人となりました。


inserted by FC2 system