８月６日 今年の夏休みは１１泊のドイツの旅、ドレスデン、ベルリン、ワイマール、ミュンヘンとドライブしてきたの。 初日の今日はチェコとの国境近くの街、ドレスデンに行った。ホテルにチェックインして車を置くとすぐにツヴィンガー宮殿内にあるアルテマイスター絵画館に向かった。ここには父さん、母さんが観たがっていたラファエロの「システィーナのマドンナ」があるんだけど、月曜日は閉まっているので今日中に行かなければならないらしいの。この絵を観たらすぐに戻ってくるというので風子はお外で待っていたよ。 マドンナの表情はまるで生身の人間のように生き生きとしていて優しかったと父さん、母さん、言っていた。父さんは約束どおりすぐに風子のところに戻ってきてくれたけど、母さんはフェルメールの絵を観てから来たの。手紙を読む少女の絵だったらしいよ。 お腹がすいてきたのでエルベ川のそばのミュンツ小路にあるラス・タパスというスペイン料理店で遅めのランチをした。店内は満員みたいだったけど、母さんが二人と一匹の席がありますか？と聞いたら、奥のほうの空いているテーブルに案内してくれたよ。スペイン風オムレツや鰯を揚げたものなど数皿注文してみんなで分けて食べたの。風子は鰯の頭をもらったよ。
１２世紀に建設されたドレスデン城の塀に描かれた 君主の行列。マイセン製磁器タイルにザクセン王を始め とする９３名の勇士が描かれています。	ツヴィンガー宮殿の絵画館は撮影禁止だったので、 外壁に飾られたポスターを撮ってきました。ラファエロの 『システィーナのマドンナ』です。
	新市街側から川向こうの旧市街を眺めました。 ドレスデンが気に入ってボンから移り住んできたという ドイツ人女性に出会いました。