８月１４日 ワイマールからまたアウトバーンに乗って今度はミュンヘンに向かった。 ミュンヘンはドイツの隠れた首都と言われているらしいの。 文化都市で美術館、博物館の数がドイツで一番多く、 ビールと白ソーセージがおいしく、ハイテク産業もとても進んでいるんだって・・・。 ミュンヘンに進むにしたがってドライブ・インの様子も変わってきた。 トイレから出てきた父さんと母さん、何やらやたらと感心している。 どうしたのかと思ったら、センサーで便座がふにゃふにゃになってブラシに清浄されながら 一周するんだって。ああいうのは広い世界のあちこちにすでにあるのかもしれないけど、 ドライブ・インにあるのがすごいって言ってたよ。 ホテルで一服してから地下鉄に乗って英国庭園にみんなで行ったの。 駅でね、二匹のアフガン犬を連れたおじちゃんに会ったよ。 そのおじちゃんね、何駅か過ぎた頃にワンコたちを連れたまま車内を移動して、 車椅子に乗っているおばちゃんのところに行ったの。おばちゃん、アフガン君たちを撫でて うれしそうにしてたよ。おじちゃんはおばちゃんが降りるまで話し相手になっていた。 こういうことが自然にできるなんて、ドイツって素晴らしい国だね。 １７８９年にできたという英国庭園はとても広くて、馬も鳥さんたちもワンコも自由に遊べるところなの。 風子、とても気に入っちゃったよ。芝生も川も湖も、おいしいものが食べられるビアガーデンもあって、 音楽の演奏も聴けるんだよ。演奏していたお兄ちゃんやお姉ちゃんたち、一曲終わるごとにビールを 飲んでいた。ドイツではあんなに若くてもビールを飲んでいいんだね。所変われば、だね。
プラットフォームで二匹のアフガン犬に会いました。 一緒に地下鉄に乗りました。	地下鉄を降りてから英国庭園に向かって歩きます。
英国庭園でうれしそうにノーリードで走り回る風子です。	ほかのワンコたちとも仲良く遊びました。
川の水位をどこかでコントロールしているのでしょうか？ 公園内のどの川も豊かな水量でした。	風子の真後ろには乗馬を楽しむ人たちがいます。 向こうのほうにはハトポッポたちもいました。 信じられないくらい平和な光景でした。
公園を馬車で観光する人たちです。 騎士も馬もかっこよかったです。	公園内のビアガーデンでランチしました。 勿論風子もちょっぴり分けてもらいました。
ビアガーデンの背後に木製の五重塔があり、その一階 部分で若い人たちが演奏していました。指揮者だけが 大人のようでした。	中学生か高校生だと思うのですが、一曲終わるごとに 男の子も女の子もビールをジョッキで飲み干していました。
母さんと走ったり・・・、	父さんと走ったりして、一日楽しく過ごしました。