カレル大学チェコ語教室


2004年3月19日にチェコ入りした私は、4月から開講されるカレル大学のチェコ語教室に通うことにした。
週2回3ヶ月間、午前9時半から11時までの授業である。

チェコで流暢な英語が話せるのは主に1989年のコミュニズム崩壊後に教育を受けた若い世代の人たちだ。
1990年にカレル大学文学部の学生たちによって大学構内に開設されたというチェコ語教室は細かくレベル分けされており、
コースにより午前8時、午前9時半、あるいは午後6時半に授業が始まる。たまたま私が希望する午前の初心者コースは
今学期は9時半から始まることになっており、主人を見送り、風子のお散歩を済ませてから行けるので迷うことなく手続きをとった。
教師はほとんどが現役のカレル大学文学部の学生だということであった。

私たちのクラスの先生もやはりカレル大学の女子学生だった。よく準備されたわかりやすい授業が一貫して行われたように思う。
宿題はもちろんのこと復習と予習をきちんとしていかなければ授業についていくことが容易でないほど中身の濃い授業が続けられた。
先生は壊れた黒板消しにペーパータオルを巻きつけたものを持って板書したものを消しては書き、読ませ、暗証させ、会話練習をさせる。
見事な英語で隙のない授業が展開されていった。休憩時間はなかった。私たちのクラスの場合、生徒数は総勢8名、内訳はアメリカ人2名、
オーストラリア人1名、タイ人1名、デンマーク人1名、ノルウェー人1名、日本人2名であったが、コースが終了するまで誰も辞めた者はいなかった。
殆どの生徒が現役の学生であり、和気藹々とした雰囲気の中で楽しく学ぶことができたのはありがたかった。

コースの終わりにはまるまる1時間半かけて大がかりな試験が行われ、最終日に成績が記入された修了証書が各自に手渡された。

申し分の無い授業ではあったのだが、すでに53歳の私には詰め込み式の授業は少々疲れた。
もう少しゆったりとしたペースで学びたいと思った。





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