風子はチェコの獣医さんが好きだ。プラハに来たばかりの頃に公園で一緒に走ったボーダーコリーの
シギーの飼い主さんがたまたま獣医さんであったことからおつきあいが始まった。
日本にいるときは風子は獣医さんが苦手で診察室に入るまで大騒ぎであった。が、ズデニェク先生が
いるOK-VET診療所の待合室や診察室では大好きなシギーの匂いがするので安心するのか、
笑顔を絶やさない先生に身を任せ、耳の検査もおとなしく受け、注射のあともご機嫌であった。
シギーは別室で遊んでいるようであった。
診療所はプラハ6区のRepyの団地の奥、Zalanskeho通りの教会のすぐ近くで農業大学の敷地内にある。
平日は終日開業しているが、週末も土曜日の午前中と日曜日の午後に診てくれる。待合室はコの字に
なっていて広く、手術の設備も整っている。が、夜間は閉まるので入院はできない。
数人の獣医師が交代で診察にあたるが、顔なじみで英語が堪能なズデニェク先生の診察時間を
確認してから行くようにしている。4区の私宅からは車で20分かかるが、診療所のあたりは静かで
広い野原もあり、心落ち着く環境で、この程度の距離なら車が苦手な風子も酔わずに行ける。
先日一般的な身体検査、狂犬病予防接種、パスポートの発行、マイクロチップの装着をズデニェク先生に
お願いしたところ、パスポート250コルン、マイクロチップ690コルン、予防接種170コルン、
全部で1110コルン(4440円相当)であった。日本の獣医さんでいただけるのと同じフロントライン
(フランス製)もこの診療所で購入することができる。
OK−VET診療所
住所: Zalanskeho 31/34, Praha 6-Repy
電話: 235-300-969
235-301-561
開業時間 平日8−12、14−20
土 9−12
日 15−19
診療所の待合室です。壁には世界の犬と世界の猫の
ポスターが張ってありました。手前から左側にかけて
更に広い待合室のスペースがあります。
いつもお散歩で会うシギーちゃんのお父さんが風子の はい、お口を見せてね・・・。
獣医さんです。ふむふむ、お耳の中はきれいですね・・。
看護婦さんが注射の用意をしています。 先生がパスポートなどを用意してくださる間、
いい子にして待っていました。
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