3月22日
半年前、私は迷子になってさまよって、お腹がペコペコになって心細かった。
気が付いたら保健所というところの檻の中にいた。
何だかとても嫌な予感がした。
子犬を探しに来たおばちゃんに、檻の中から「助けて!」と目で精一杯訴えた。
おばちゃんは、子犬の代わりに処分される寸前だった私を引きとってくれた。
おばちゃんのお家には秋田犬のお兄ちゃんがいた。
お兄ちゃんは仲良く遊んでくれたし、ご飯はもらえるし安全だし、ずっとここにいたいと思った。
半年間、このお家で暮らしたけれど、おばちゃんは一時預かりというお仕事をしていて、
ずっとここのお世話になることはできないらしかった。
そして今日、車に1時間以上乗って、父さん、母さんのお家にやって来た。
父さん、母さんは私に「あかり」という名前と、新しい首輪をくれた。
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あかりです。推定2歳。風子の親友のノンノンちゃんに
似ています。
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早速近所を一緒にお散歩しました。
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コーギのラブちゃん。風子とよく遊んでくれたよね。
あかりとも仲良くしてね。
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全く知らないところでいきなりたくさんのワン
に出会って緊張しちゃうよね。でもね、柴犬の
絆ちゃん以外はみんな愛護センター、つまり保健所
からきた子たちなのですよ。 |
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ノアちゃんとは遊びたそうにしていました。
その調子、少しずつ慣れていこうね。
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お家に帰ったら、母さんが鰹節をくれました。
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とても楽しそうに平らげました。よい歯をしています。
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お夕食も済んで眠くなってきました。
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あなたは本当にノンノンちゃんとそっくりさん。
風子がお空の上からよろしくと言っているのが聞こえて
きそうな気がします。 |
安心してお休み。ここが今日からずっとあなたのお家です。
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