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多摩川五本松の土手で芋煮大会があったの。
皆もうおいしそうにお口を動かし始めたけど、
早く風子にもお料理が回ってこないかなあ・・・。
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しばらくすると、あっちからもこっちからも
食べ物が風子のところへ届き始めたの。
おうどんもあったんだよ。 |
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せっせと芋煮を作っていたおじちゃんが
風子のお皿にもよそってくれました。
風子は、直ぐにわかったんだ、あのお皿が
自分に回ってくるんだって・・・。
お行儀よくお座りして待ちのポーズです。 |
あっ!お肉とごぼうも入ってる! |
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はい、どうぞって、おじちゃんはお皿を
お膳の上にのせてくれました。
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まだ一才のチャオちゃんがお散歩の途中に
立ち寄ってくれました。赤いバンダナがよく似合う
穏やかなかわいいワンちゃんでした。
ごめんね、お鍋のなかの残り物、
風子がみんな食べちゃった・・・。 |
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